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温暖化対策

米国の景気後退が濃厚となる中、世界経済を下支えしているのは中国、インドといった新興国や、中東産油国など、エネルギ-効率の劣る国が大半となっております。世界の二酸化炭素の排出量の約3分の2は新興国・途上国に集中し、その傾向は今後も強まると考えられます。

日本などの先進国が率先して排出削減に注力するのは当然ですが、新興国も対策をとらないと、結局は世界の成長を損ねかねません。

2004年のエネルギ-効率(投入したエネルギ-に対して、回収(利用)できるエネルギ-の比)は、日本を「1.0」とすると、アメリカが「2.0」、中国は「8.7」のエネルギ-を必要としています。【参考資料:経済産業省ホ-ムペ-ジ】

日本はエネルギ-資源がほとんどない為、エネルギ-を大切に使う技術が発達した結果といえるでしょう。

福田首相は6月9日に日本が取り組む地球温暖化対策(福田ビジョン)を発表しました。2050年までに温暖化ガスを現状比で60~80%削減すると表明しています。

 「省エネ」の日本の技術は世界一。7月7日から始まる主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の議長国として、私達ももっと"日本"に自信を持つべきですね。